良い植物ってどんな植物?
これから観葉植物(インドアグリーン)を育ててみようかな?
って思っている方、
ホームセンター?IKEA?無印良品?園芸店?近くの花屋さん?
植物も果物のスイカと同じで、見た目はきれいで美味しそうに見えても、食べてみたら、甘くないものよくありますよね?
これは誰に対しての『良い植物』かという定義をハッキリさせて議論しないと
趣味の園芸として育種されているマニアの方に怒られるのです。
cotohaが考える『良い植物』とは、
特別な設備もない一般的なお部屋に置きたいと思っておられる
お客さんの手元で弱ることなく長く楽しんでいただける観葉植物です。
写真のベンジャミンは
7年前に東京新宿リビングデザインセンターオゾンOZONEで販売していた時に
セラミックソイル(coto Soil)に植え替えたものを
コロナ禍に全て撤去してきて3年以上この暗い環境で、栄養も一切やらず水だけでこの状態です。
明るさはlxで90lxと100lxもない場所です。
ネットなどでは観葉植物は500〜1000lx必要と書かれていますがこの場所で3年維持できているのが答えです。
育てている方にすると葉の色が・・・・などいろいろあると思いますが
成長も少しずつで育ってくれているのは非常にありがたいです。
その場所で慣らすことが重要という事ですよ。
そもそも、観葉植物ってどんな植物かと説明しますと
本来は外の環境で育っている植物なのですが、
生産者のハウスで照度をある程度落とした所で育てて直射日光が当たらずとも育つように作られた植物を観葉植物と呼ばれています。
その照度の落とし方が非常に重要なのですが、その基準が明確でないのが今の植物業界の現状です。
光をしっかりと浴びた植物は、もちろん葉の色もしっかり、くっきり、はっきりしています、が、お部屋に入れた途端に照度不足が原因で葉を落としてしまい弱ってしまうことが多いです。
葉が、しっかり、くっきり、ハッキリしている植物が『良い植物』という方も
おられます。
それは、それで間違いではなく、しっかりと光を当てれる環境で育てたいという方には、良い植物です。
Cotohaにお越しいただける7〜8割のお客さんは、
初めての方か、過去に枯らしてしまった悲しい経験をした方で
『育てる』ということよりも
『枯らしたくない』という思いが強い方です。
その方々が、先ずは1鉢を枯らさずに育てられる
成功体験をすること
その為に、少し暗い所でも育つ暗さになれた植物
をお客さんにご提案しています。
これが、cotohaの考える『良い植物』です。
良い植物の基準を明確化していきます!