枯れたら原点回避!観葉植物に囲まれた憧れ生活と注意点

自然を感じる爽やかさを家でも感じたいと、観葉植物に囲まれた生活は憧れますよね。
今、数種類の観葉植物をたくさん部屋に置いている、もしくはこれから購入しようと思っている皆さん。サイズ違いの観葉植物がいくつあると、必要なお手入れが1つ1つに行きわたらず不調を見落とすことがあります。
これは元気なのにこれは枯れている…
違いが出るのはなぜ?
今回は、コトハの谷奥代表が、「たくさんの観葉植物と上手に付き合うためのコツ」を
ご紹介します。

 

 

必要な植物に必要なものを与える

 

屋内に複数の観葉植物を置いているみなさん。
1つ1つお手入れは行き届いていますか?
この植物は葉がピンとして元気だけど、こっちは乾燥している…
たくさんの観葉植物を育てているとお手入れが大ざっぱになって、すこやかさに差が出ることがあります。
いつまでもすべても植物が元気でいてほしいですよね。
そのためには基本を知ること。
基本に立ち返ること。
次を1つ1つの観葉植物でチェックしてみましょう。

 

●水やり

●光を与える

●風を与える

この3つのなかでも、水やりが適当になりがちです。
それは次の通り。

 

広範囲にまとめてする水やりは不調を招く

 

たくさん植物があると、水やりはシャワータイプのジョーロで広範囲に与えたくなり
ますよね。
ところが水やりは、葉と根に適した水の量を与えることが正しい方法です。
植物はペットと同じで何匹も飼っていればそれぞれ性格も違います。
植物も同じく1鉢1鉢その鉢に合った水あげをしてあげてください。
そして、1つ1つかまってあげてください。

 

葉の状態を確認

 

観葉植物にとって最もよくない状態は、枯れていることです。
枯らさないためにお勧めしたいのは、毎日決まった時間に観察することです。
観葉植物は根だけでなく葉からも水分を吸収します。
不足しているかどうかは、葉のハリ感・ツヤ感・弾力を目で見て触れて判断しましょう。

 

・葉のハリがゆるんでピンとしていない。

・垂れ下がっている。

・乾燥してカサカサしている。

・みずみずしさが感じられない。

 

みなさんの植物すべて、元気ですか?

 

細かいミストを葉の裏と表に

 

夏も冬も屋内はエアコンの完備のし過ぎで、空気の乾燥が進みます。
また冬は低湿度で空気はカラカラ。
このような環境では植物が乾燥して枯れてしまいます。
乾燥のダメージを受けやすい葉の部分は、「葉水」がベスト!
葉の裏と表に水を与えます。
ミストが細かい霧吹きで葉水をすると、均一に与えやすくなるのでお勧めです。
(写真:コトハで販売されている水やり用霧吹き)

 

土の表面が乾いているだけでは確認不足

 

観葉植物のすこやかで美しい姿は、「土の中の根の状態」が重要な鍵を握っています。
鉢の中が水でいっぱいになると、酸素不足で根の状態が悪化してしまいます。
土の表面が乾いているからとか、見た目で乾いているとの判断で、水やりはしないで
ください。

表面が乾いていても、指で土を寄せた時に濡れていれば、水を与える必要はありません
土の感触を確かめることは習慣にすると、水やりのタイミングのコツをつかむことが
できますよ。

 

鉢のサイズを把握してる?水の量は?

 

屋内にたくさん植物があると、鉢のサイズも大小あるのでは。
1つ1つサイズに合った水の量を与えなければ、すこやかで元気な植物とは縁遠くなって
しまいます。
また、「水は毎日あげなくても大丈夫」ということも、観葉植物と付き合うための基礎
知識です。
観葉植物としっかり向き合ってみると、植物が求めているお手入れ方法がきっと見つかりますよ。

 

まとめ

今までまとめて葉も根も、すべての観葉植物をまとめて水やりをしていたら、どれか不調がみられるかもしれません。
個々のお手入れを水やりから見直してみると、反省点と改善点の気づきに。1つ1つのお手入れを大事にしてくださいね。
植物はペットと同じで、毎日声かけを!

 

京都 植物専門店COTOHA